会いに行けるセネガル

国際協力の夢を追いかけてセネガルに来た「元・意識高い系大学生」が、理想と現実の間で奮闘するブログ。

セネガル人の苦手なところを5つ挙げる。

前回はセネガル人の好きなところを挙げました。逆に、苦手だと思う部分も挙げてみます。

やはり長く生活していると嫌な部分も見えてくるもの。ここは苦手だなあと思う部分も挙げてみます。基本的にセネガル人のことは好きなので悪しからず。

なんでももらえると思っている

前回記載した分け与えてくれることの反対ですね。人に分け与えてくれるということは、逆にこちらも分け与えることを期待されます。

なので、お金だったり持ち物だったりをねだられることもしばしば。冗談ならまだしも、持っている人は分け与えるべきだと真剣に考えている人もいるので断って罵倒されるなんてことも起きます。

これだけでもかなりのストレス。彼らの文化では分け与えることが美徳だとは頭では理解できているのですが、なかなか今でも慣れることのできない部分です。 

すぐに人と比べる

なにかと人と比べたがるのがセネガル人。先輩隊員と一緒に町を歩いていたりすると、

「彼は現地語ができるのに、お前は全然できないな。」
なんて言葉を会う人ごとに浴びせられます。

聞くところによると、ひどい場合は既に帰国している前任の隊員を持ち出してきて、延々と比べられたりもするそう。

あと、女性が2人いるときに
「この2人のうち、どっちがかわいいと思う?」
って本人の前で聞いてくるの本当にやめてほしい。笑

笑いの取り方

笑いのセンスが僕とは合いません。

「こいつは何もできないからなあ~。」的な感じで人を小ばかにして笑いにもっていこうとする人が多いんですよね。いじり方が本当に雑で下手くそ。

周りもそれに便乗して笑ってるのが、どこかいじめを見ているようで、あまり好きではありません。

本来、綺麗な笑いとは誰も傷つけず、みんなが笑顔になるものです!

まあこれは個人的な嗜好によるところも大きいし、僕が大阪出身ということもあって厳しく見てしまうだけかもしれませんが。彼らのやりとりでは、あんまり笑えないなあ。

すぐに言い争いをする

自分の意見を率直に言うことの裏返しだと思うのですが、言い争いをよく見かけます。それもかなり大きな声で始めるからびっくり。

最初に言いかかってこられたときは、何事かと思って腹立たしかったのですが、彼らの文化ではそれくらいの言い争いはよくあること。しかし、いまだに慣れません。

語学が達者でない分、言い返すのにも苦労しますし、細かなニュアンスがわからない分、冗談半分でいった軽口が想像以上に重い言葉だったり。

あまり感情を表に出して、相手を言い負かすようなのは好きではありません。

神に身を任せすぎる

何かにつけてアラビア語で「神様が望むままに」を意味する「インシャアッラー」を多用します。行けたら行くわ的な意味で使ってるのだと思います。

しかし、京都人の本音と建て前「またあとで来ます。(もう戻ってこない)」ではなく、本当にどう転ぶかわからないのがやっかいなところ。

待ち合わせにセネガル人が来るかどうかは、本当に行ってみないとわかりません。笑

「明日の10時に会おうね!」
「インシャアッラー!」

いやいや、そこは神様じゃなくてあんたの意志次第でしょ!笑

まとめ

以上、セネガル人の苦手なところ5選でした。

もう一度言っておきますが、セネガル人のことは好きですし、セネガル良い国ですよ!