【活動紹介】村プレゼン第2回 セネガルの村でソーラン節
セネガルの村でソーラン節を披露しました。結論から言うと、盛大に滑ったのですが、果たしてその理由とは。
村での泊まり込みプレゼンの第二回。隊員総会で一週空きましたが、村での泊まり込んプレゼンを先日もやってきました。
第一回はこちら
プレゼンテーマ
前回の反省点はスライドに文字を入れてしまったこと。文字が読めない村の人たちに十分に内容を伝えられませんでした。
それを踏まえてひらめいた今回のテーマが、、、ダンス!日本のダンスを紹介すれば、仲良くなれるんじゃないかと思ったのです。そして、選んだのはソーラン節。
思い返せば、駒ヶ根のフランス語の先生から協力隊員はいつもソーラン節ばかりで面白くないといわれていたのですが、結局僕もソーラン節に頼ることに。しかし、結果から言うと盛大にすべりました。
ソーラン節がすべった理由
村の人の興味対象が、初めて見る多くの日本人に向いてしまったことが敗因。この村は電気がなく、普段テレビを見ることもないので、踊り以前に動画というだけでもかなり新鮮だったようです。
「この髪の毛の長いのは本当に男なのか。」
「おれはこの子が好みだ。」
見てほしいのはそこじゃなくて、ダンスなんだけどなあ。笑
動画に合わせて、僕が前に出て全力でソーラン節を踊るも反応はなし。灼熱のセネガルで寒い時間が流れていきました。
一緒に踊ろうと促すも、みんな座り込んでじっと画面を眺めるまま。結果的に楽しんではもらえましたが、ダンスでの交流は果たせず。
学び
動画というコンテンツが集客に果たす役割の大きさがわかりました。音量を大きくして流しておけば、勝手に人が流れてきますし。前回の倍くらいの村の人を集めることができました。
動画で人を集めて、本来自分の伝えたいメッセージへと進めれば良いはず。なので、次回の進め方は「動画→プレゼンでの紹介や提案」というイメージ。
また、収穫としては僕が泊まりに来ると、何か楽しませてくれるという期待感は抱いてもらえるようになってきていること。
下地は整ってきたので、次回から活動に関する方向で仕掛けていきます。どこまで村の人に提案が届くのかは純粋に楽しみ。
最後にひとこと
それにしても、協力隊は自分で企画したことを実行して、反省を踏まえてまた実行するサイクルが高速で回せるのはとても楽しいですね。会社員時代は降ってくる業務で忙殺されていましたから。
最近は日中活動し、夜は活動に関する調べものしたり、ブログでアウトプットしたりと会社員時代同様の作業時間ですが、好きなことやってる分、苦痛は少ないです。
お客さんの反応がダイレクトに見えることが少なかった会社での仕事と違って、今はダイレクトに村の人の反応が見れるのもモチベーションのひとつです。引き続き頑張っていきます。