会いに行けるセネガル

国際協力の夢を追いかけてセネガルに来た「元・意識高い系大学生」が、理想と現実の間で奮闘するブログ。

青年海外協力隊、僕の職種の選び方。

コミュニティ開発に応募した背景を踏まえて、僕なりの職種を選ぶポイントについて解説します。

僕は現在コミュニティ開発という職種で活動しています。しかし、職種を決めるまでには多くの葛藤や迷いがありました。

「協力隊の2年間の位置づけ」を考えることが大切だと思います。

僕なりに協力隊の職種の選び方についての考えをまとめます。

協力隊の職種

青年海外協力隊の職種は多岐に渡ります。その数ざっと100以上。詳しくは下記のリンクから一覧が見れます。

職種別一覧|青年海外協力隊(JV)|JICA-ボランティア

これだけの数があるので、自分が応募できそうな職種も複数あるという人も多いのではないでしょうか。僕も受験前はいくつかの職種を検討していました。

僕が応募を考えた職種

■理科教育

教員免許や実務経験が無くても大卒(理系)で応募できる案件があります。僕は大学は理工学部で勉強し、学生時代は学習塾で中学生に理科を教えるバイトを3年半していました。

■農業機械

会社員時代に担当していた商材は農業機械のトラクタでした。直接、自分が整備をする機会はほとんどなかったのですが、機械の構造はほとんど理解していたし、農業機械整備士という国家資格も取得しました。

マーケティング

会社員時代の仕事では、メンテナンスを通じてディーラと顧客を結びつける施策を提案したり、試乗会を海外で開催して販売促進を実施したりしていました。販売会社・ディーラのマーケティングのお手伝いもしていました。

専門性と呼べるほど立派なものではありませんが、上の職種ならそれなりに自分の経験が生かせそうだと考えていました。

職種を選んでいたときの心理

僕が職種を選んでいたときの心理は、どうすれば受かりやすいか?でした。
協力隊になることが目的になってしまっていたのです。

大学生のときから、国際協力の世界に関心を持ち、協力隊になりたいと思っていた僕は目先の合格にとらわれ、本来考えるべき協力隊で何がしたいか、その経験を踏まえて、自分が将来どうなりたいか、という視点を忘れていました。

相談した友人からのきつい一言

そんな折、大学時代の友人に協力隊受験を相談する機会がありました。

協力隊に応募しようと思っているということ、応募する職種で迷っていることなど、当時の心境を打ち明けました。友人には僕の甘い気持ちはお見通しだったよう。

僕の話を聞いて友人が一言

「協力隊で何がしたいの?それが見えてこない。」と一蹴されました。

その一言がきっかけで、自分が途上国でしたいことは何かもう一度考えてみました。
その結果、僕がしたいのは収入向上などビジネスの側面からの支援であるということに気付きました。僕がしたいのは教師でも農業機械の整備でもなかったのです。

そうして最終的にはコミュニティ開発で応募することに決めました。ちなみにマーケティングとは最後まで迷ったのですが、都市部よりも村落部で働きたいとの気持ちからコミュニティ開発を選択しました。

協力隊になることがゴールではない

協力隊になることは決してゴールではありません。より重要なのは、協力隊になって何がしたいか、自分がどうなりたいかということです。協力隊になることはそのための手段にすぎません。

なので、協力隊になりたい気持ちから、安易に職種を決めるべきではないと思います。自分が途上国で2年間やりたいことか、その2年間を今後の人生にどう位置付けるのかを考えてから、職種を選択するべきです。

僕は教師や整備士という職種に特段情熱を持っていないので、とりあえずこれらの職種で応募して合格を目指すことをしなくてよかったと今では思います。

もちろん協力隊の後の進路は2年間行ってから考えたいという人もいるでしょう。ひとつ記しておきたいのは、職種を決める時点で帰国後の方向性は狭まるということ。

例えば30歳で帰国して、途上国で理科教師をしていた場合、農業機械の整備をしていた場合、マーケティングをしていた場合で、今後の進路の方向性がなんとなく異なってくることがおわかりいただけるでしょう。

ということで、帰国後が未定の場合でもある程度の方向性だけは考えるべきかと思います。もっとも、全く予期せぬ方向に人生が行ってしまう人もいるのが協力隊なのですが。。

まとめ 

以上、僕なりの職種の選び方への考えをまとめました。

せっかく20代や30代の貴重な2年間を費やすのだから、この経験が今後のキャリアにとっても有意義なものにしたいですよね。職種で迷っている方は、2年間の位置づけを考えてみてはいかがでしょうか。