アフリカはつらいよ。

国際協力の夢を追いかけてアフリカに来た元・意識高い系大学生が、理想と現実の間で奮闘するブログ。

TOEIC900を超えて感じた、語学学習のメリットとデメリットを3つずつ紹介するよ。

語学学習のメリットとデメリットを3つずつ紹介します。

はじめに

僕は社会人2年目にTOEICで900点超えを果たしました。
905点というギリギリの点数ではありましたが。

文系学部出身者ならこれくらいの点数は珍しくないと思いますが、僕は理工学部出身という背景もあり、割と恩恵に授かりました。と、同時にデメリットも少々。

TOEIC900を超えて感じたメリットとデメリットをまとめます。

メリット

1. 仕事のチャンスが広がった

入社時は800点台中盤でしたが、海外担当の部署に配属されました。

うちの会社は割とグローバルに事業を展開しているほうだったので、新入社員も海外事業担当を希望する人が多かったです。

ただ、全員の希望が叶うわけがなく、人事部が配属を決めます。
そこでの評価基準として、何の実績もない新入社員は、わかりやすい数字=TOEICの点数が結局ものを言います。

僕の800点中盤でも技術系の同期の中ではかなり上位だったはず。

希望通りの配属となり、その後、アメリカや欧州への出張を数多く経験させてもらえたことは自分の財産となりました。

2. 価値観が広がった

英語が上達して、外国人と深く意思疎通ができるようになりました。
こちらの言いたいことを伝えられて、相手の言いたいこともわかる。

そうした交流を通じて、自分が当たり前だと思っていたことが、決して当たり前でないという世界があることを知りました。

そこから自分の考えにもう一度向き合って、自分の世界や思考が広がっていく感覚は何事にも代えられない面白いさがあります。

そうした外国人との深いコミュニケーションの中で違いを感じながら、異なる価値観を受け入れられる度量が備わってきた気がします。

もっと価値観を広げたいとの思いが協力隊参加にもつながりました。

3. 行動範囲が広がった

上述の精神的な拡大だけでなく、物理的にも行動が広がりました。

英語が苦手だったときは、外国人を前にすると慌てふためいていましたが、今では外国人に臆することもありません。
むしろ、「おれに任せとけ!」くらいの感じではりきります。笑

そうすると怖いものもなくなって、フットワークが軽くなりました。
外国に行って多少困ったことがあったとしても、状況を説明すれば、なんとかできるという自信がありますからね。 そうして行動範囲が広がりました。

デメリット

1. 雑多な仕事が増えた

会社員時代、英語ができるということで押し付けられる仕事が増えました。
しかも、日系企業の給与体系上、英語ができても給料は据え置きです。

「今度のスピーチ、日本語で原稿書くから英語にしといて」
「この英文メール、日本語にして部内に展開しといて」

英語が苦手な人から、こんな仕事をよく頼まれていました。
もともと持ってる業務以上の仕事ですから、残業して必死に処理してましたね。

もっとひどいときには
「海外からのお客さん、今晩ご飯連れてあげて。経費落ちひんけど。」
みたいなこともあり、接待して自腹切ってました。

もちろん、これらを通して学べることもあったのですが、能力を高めたがゆえに自分のお金や時間が減るのはなかなかの皮肉でした。 

2. 嫌味おじさんの標的になった

頼んでもないのに「語学ができても仕方ない」的な話を始めるおじさんにつかまる機会もあり、何度も気分を害されました。

別に語学をひけらかすつもりがなくても、英語を英語っぽく発音するのが彼らのコンプレックスに触れてしまうよう。

帰国子女の友人からも、わざと日本語の発音で英語を話すことがあるという話を聞いたので、こうした被害は僕だけではないと思います。

英語らしい発音で話すと嫌な目にあう環境だったら、いつまで経っても日本の英語レベルはたかが知れてると思いますけどねえ。

そうした嫌味な人に限って、語学が勝手にできるようになるものと思っている節があります。
誰しもその言語を習得するまでに、莫大な努力と多くの悔しい経験があると思うのですが、その辺りを無視して、踏みにじってくる人たちは何なのでしょう。

3. 語学学習の先の長さを知った

ここまで偉そうに書いておいてなんなんですが、TOEIC 905だと日常会話や専門内の仕事をする分には困りませんが、別にペラペラでも何でもありません。

ちょっと騒がしいバーに行って、酔っぱらいのネイティブ同士で会話が始まると、一瞬で置いてけぼりになってしまいます。

TIME等の雑誌を英語で読めるかなと思ってチャレンジしてみても、単語がわからなすぎて、すぐにページを閉じたくなります。

英語が苦手な時はTOEIC 900とれば、ペラペラだと思っていましたが、ネイティブ同様に話せるまでの、先の長さをひしひしと感じています。

まとめ:語学はツールだけれど、武器である

よく言われるように、結局、語学はツールでしかありません。
語学があってもスキル(中身)がなければ何も伝えられないのは事実です。

ただ、これはスキルか語学かといった二者択一的なものでは決してありません。
スキルもあって語学もできる人が最強なのは当たり前です。

他の国の若い世代は必死に勉強してきていますからね。
日本は年々英語力の順位を下げてきていて、2016年のデータでは下の通り。

72か国中35位 能力レベル:低い

出典:EF EPI (英語能力指数) - 英語力から見る国別総合ランキング|留学・海外留学はEF

2016年は標準的ではなく、低いに位置づけられてしまっているのがなんとも悲しい。
この調子だとさらに順位を下げていきそうな予感。問いたいのは、

グローバル化が進む中、それでも武器なしで戦いに挑みますか?

ということ。

少なくとも僕は海外を飛び回るビジネスマンでありたいので、これからも語学学習は続けていきます。これからの世の中、日本語しかできないのってリスクだと思いますけどねえ。

以上、少しでもみなさんの今後の語学学習の励みになれば幸いです。